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10代女性ランナー ゴートンで性的暴行被害【BBCニュース翻訳】

 

www.bbc.com

 

本文

ファローフィールドループ(訳注【以下省略】:自然公園の名前)で攻撃:10代の女性ランナーがゴートン(イギリスのマンチェスターにある一地域)で性的暴行を受ける

 

2020年2月10日

 

9人の女性ランナーに対して性的暴行を加えそれを撮影した17歳の青年に判決が下された。

法律によって名前が公にされていないマンチェスターのゴートン出身のそのティーンエイジャーは、2018年から2019年の間にファローフィールドループで運動をしていた女性を狙った。

ある被害者が彼を引き留め写真を撮ったことによって彼は捕まった。

その少年は六つの性的暴行と二つの性的暴行未遂を認め、マンチェスターの王立刑事裁判院で12か月の付託命令(少年犯罪者、少年非行者に対して地方自治体が担う社会内処遇での社会復帰プログラムのこと)を受けた。

また、火曜日の審問で4年間の接近禁止命令が出た。

グレーターマンチェスター警察によると、レブンシュルムという地域で、2018年から2019年の間に、ランナー、サイクリスト、騎手の間で人気な8マイル程のコースがあるファローフィールドループや、そこから近くにあるハイフィールドカントリーパーク(同じく自然公園)で性的暴行が行われた。

被害者の何人かは彼が逃げていたところを写真に収め、またある被害者は犯人を引き留め携帯で写真を二枚撮り、それらは警察による犯人の特定の役に立った。

逮捕後、刑事たちは彼の携帯から性的暴行の様子を収めたビデオを発見した。

接近禁止命令によって犯人に対して以下の行為を禁止した。

・ファローフィールドループに入ることや、その公園のあらゆる出入り口から10m以内に入ること

・一人でいる女性に対して近づいたり後を追ったりすること

・声に出された明らかな同意の言葉なしにあらゆる人の写真やビデオを撮ること

「特に彼女たちは比較的人里から離れた場所に住んでいるので、今回の事件は被害者に恐怖の感情を残す出来事の連続だった。」

グレーターマンチェスター警察のべス・コッフィ―氏はそう発言した。

「安全な今日の成果の役に立つ極めて重要な証拠となる加害者のビデオや写真を撮ったことについて、彼女たちの勇気を称賛したい」

 

所感

処遇プログラムとといっても12か月じゃ認知のゆがみの治療は完遂できないだろうし、接近禁止命令が4年といっても警察が見張るわけじゃないよね。日本と同じように。

接近禁止命令を4年出すなら処遇プログラムも同じく4年かそれ以上にしてほしいところ。1年そこらで根っこにがっしりと張り付ている女性差別の価値観からは抜け出せないと思う。

多分再犯するんだろうな。それでまた何件か犯した後に捕まるんじゃないかな。

 

イギリスだと少年は犯罪を犯しても少年使節に送られる可能性がとても低いらしく200年からの2006年にかけての施設入所比率は3%でこれは最後の手段ということらしい。それで養育命令なり反社会的行動禁止命令なり賠償命令、そして付託命令なりで地域で更生させるのが大前提らしい。

8件も事件を犯しているのだから少年施設に入れた上で長期間処遇プログラムを受けさせた方が良いのではないだろうか。魂の殺人を8回も起こしているというのに。

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